型枠とは?

はじめに、「型枠工事」について全く知らない人のために「型枠」について説明いたします。

型枠はコンクリートを固める「枠」

型枠とは、その字のごとく「枠」です。

では何の「枠」かといいますとコンクリートを固めるための「枠」になります。

建物を作る際、ほとんどの建物は、

①土台を作る(土木工事)
②骨組みを作る(鉄筋工事)
③(鉄筋を囲うように)枠を作る(型枠工事)
④コンクリートを固める

という流れで工事が進みます。

ギャラリー 長崎 型枠工事 有限会社マルヒラ工務店

カタチを作る仕事

「型枠工事」は、コンクリートを流し込む「型」をつくる仕事です。

すなわち、コンクリートが固まったときの「カタチ」は、型枠工事によって生み出されます。

建物の最終的な「カタチ」を設計し、枠をくみ上げ、建物を形作ることができる仕事、それが「型枠工事」です。

家

型枠ができるまで

有限会社マルヒラ工務店では、自社工場を所有しています。

自社工場では、
木材や型枠の保管だけでなく

「型枠の作成」まで行うことができます。

ここでは、「型枠がどのようにできるか」を組み上がるまでの流れと合わせてご説明いたします。

1. 材料仕入れ

まずは、型枠の材料を仕入れます。

有限会社マルヒラ工務店の型枠はすべて木枠です。

木材屋さんから、「ベニヤ板」「さん木」を仕入れます。

※さん木とは、丸太からすでに、型枠などにしやすいように切り出した木版のことです。

材料 型枠 木枠
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2. 拾い出し

型枠は、建物により、一つ一つ異なります。

建てる建造物の設計書に合わせて、型枠を作る為の設計図に落とし込みを行います。

これを、「拾い出し」といいます。

拾い出し 有限会社マルヒラ工務店
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3. 裁断

拾い出しで算出した数字にあわせて裁断をします。

有限会社マルヒラ工務店の自社工場では、長崎では3台しかない、専用のカット機材を使用しています。

これにより、
・正確に
そして
・スピーディな
型枠制作が可能になります。

裁断 有限会社マルヒラ工務店
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4. 組み立て

裁断した木材を使い型枠を組み立てていきます。

パーツは、自社工場でつくりますが、

最終的には、現場ですべて組み上げます。

※型枠はここで完成

型枠組立 有限会社マルヒラ工務店
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5. 型枠解体

型枠にコンクリートを流し込み、コンクリートが固まったら、型枠は外していきます。

※型枠工事は、型枠を外してここまでして完了です!

うちっぱなし

建造物あるところ「型枠」あり

施工例 有限会社マルヒラ工務店

「型枠工事」は、さまざまな現場で活躍します。

コンクリートを使う建造物には、型枠工事は必須です。

建造物というと、マンションやビルなどを連想しがちですが、

病院や商業施設などの、大型施設や

橋などの公共施設などもすべて「型枠工事」の活躍の番です。